よくある質問
種子について
販売単位はどうなっていますか?
1KG単位の販売も開始しました。10KG単位がお得です。農家さん応援のため、80KG以上は送料も含めてさらにお得です。
80KG以上のご注文は、別途見積を致しますのでこちらからお問合せください。
種子の注文はいつまでにすれば間に合いますか?
7月中に注文していただければ確実に入手できます。2025年より8月販売も開始しました。余裕を持って輸入していますが、在庫がなくなり次第終了となりますのでお早めにお買い求めください。
種子はいつごろ手元に届きますか?
毎年7月末か8月始めに神戸港または大阪港着の冷蔵コンテナで輸入します。種子に事故が起こらない為に早めに日本に入れます。入荷次第の発送で8月上旬からお盆にかけての発送作業となります。割種子はお盆明けになる場合もあります。
秋口まで種子の取り置きはできますか?
取り置きはしていません。私共は「種子販売」が本業ではなく、農産物の生産が本業です。そのため、秋口は農繁期のため、発送等の業務ができないほど忙しい日々が続きます。ご理解をいただければと思っています。
中国産の種子を使っても「国産」として販売できますか?
国産として販売可能です。他の野菜と同様に可食部分が国内で栽培された農産物は国産として販売できます。
種子が余ったのですが食べることはできますか?
青果と同様に国際基準で残留農薬検査も行っていますので召し上がっていただいても問題はありません。スプラウトにんにくを栽培する方も多いです。
どのような品種を選べばよいですか?
初めての場合は失敗が少ない上海系をお勧めします。黒にんにくに加工される方は蒼山系がお勧めです。
ニンニクは基本的に「品種固定」がされていない野菜です。そのため、同じ種でも栽培する場所や土質、肥料等の栽培管理の仕方で全く違うニンニクができる場合があります。
取り扱い品種を教えてください。
国内に輸入される中国産のニンニクは大きく2種類で、①白くて大きいタイプ(鱗片数は多いが収量が多い)、②クリーム色のタイプ(1粒当たりは大きいが収量が少ない)です。上海系は①のタイプ、蒼山系、大倉系は②のタイプです。国産ニンニクの取り扱いもあります。
それぞれの片数を教えてください。
上海系は10片~12片前後が中心です。蒼山系、大倉系は8片~9片前後が中心です。
ニンニクの品種について教えてください。
基本的に「〇〇種」という言い方で販売されていますが「品種固定」されておらず、あくまで「名称やニックネーム」という意味だと理解してください。中国産は「村の名前」を使う場合が多く、また、日本人に知名度が高い上海や山東等の地名がよく使われます。
嘉定種の取り扱いはありますか?
人気のある嘉定種という種子ですが上海の北側「嘉定村」で栽培されたニンニクを嘉定種と呼んでいました。しかし、現在では都市化が進み嘉定村では販売する程多くのニンニクは栽培されておらず、現在、販売されている「嘉定種」は嘉定村で栽培されていたニンニクに「似たようなニンニクを嘉定種として販売している」と理解してください。コンプライアンスの問題から多くの種子扱い業者が「〇〇種」という表現をしなくなってきています。私共は「蒼山系」「大倉系」を嘉定種に近い品種として販売しています。
上海嘉定種という品種はありますか?
「上海嘉定種」というような造語を品種名を明記する販売店もありますが、そういう品種は存在せず「売れそうだから」という理由で名付けていると思います。私達では「〇〇系」という表現をしています。「〇〇に似た」ということだとご理解ください。
ホワイト六片は取り扱っていますか?
2025年より販売予定です。寒冷地等でないと栽培には不適です。多くのサイトでは「企業の利益優先」で販売されますが、生産者サイドの私達から言わせれば「適地でないと栽培できません」とハッキリと云います。「適地適作」が農業の基本です。
ホワイト六片は全国で栽培できますか?
青森以南の標高の低い地域、特に太平洋側では栽培ができても、片数が10片以上になる場合もあります。栽培の方法が「悪い」のではなく「物理的にできない」という表現が正しいです。時期をずらす方法もありますが、現在の異常気象で難しい傾向があります。おおむね標高が400m以上で冬場に霜が多く降りる様な地域では栽培可能です。連作地は特に嫌う品種です。
片数の違いについて教えてください。
片数の違いは基本的に「緯度や標高の違い」によって生じます。標高が高く冷涼で緯度が高い地域では概ね片数が少ないニンニクが栽培でき、奄美、それ以南の離島では片数が20片に近いようなニンニクが多く栽培されています。常春のような標高の高い雲南省では1片種の「プチニンニク」が生産されています。品種によっても異なりますが、上海系で10片~12片、蒼山系、大倉系では8片前後、先に書いたように栽培地域により片数は異なります。
種子はバラしていますか?
2024年から販売を開始しました。中国で1片ごとにばらす場合、良い種子用ニンニクを使用せず、「半分腐ったニンニク」の良い部分だけ選んで種子用として販売する会社が多いのが実情です。日本側企業の担当者がバックマージンや過度な接待を要求する文化が根付いており、種子用ニンニクは「悪いのが当たり前」という商慣行が続いていました。そのような種子では良いニンニクは望めません。しかし、多くの生産者の方からの要望が強く、中国サイドとの強いパートナーシップを持つ菜園おおのはらだからこそ、優良な割種子を提供出来る体制を整えました。私達はバックマージンや過度な接待より「よい種子用ニンニクを皆様に届ける」ことをモットーとしています。当菜園には中国語を話すスタッフが在籍しており中国サイドと円滑なコミュニケーションにより、品質の安定化を図っています。
中国産種子は安心できますか?パートナーは安心できますか?
国際標準基準等を満たした企業で残留農薬の検査体制やトレースもしっかりしています。従来の種子用ニンニクの輸入に関して、日本側企業の担当者がバックマージンや過度な接待を要求する文化が根付いており、種子用ニンニクは「悪いのが当たり前」という商慣行が続いていました。そのような種子では良いニンニクは望めません。中国サイドとの強いパートナーシップを持つ菜園おおのはらだからこそ、優良な割種子を提供出来る体制を整えました。私達はバックマージンや過度な接待より「よい種子用ニンニクを皆様に届ける」ことをモットーとしています。当菜園には中国語を話すスタッフが在籍しており中国サイドと円滑なコミュニケーションにより、品質の安定化を図っています。
種子が割りにくいのですが…。
常温で保管しているとニンニクはお盆を過ぎると少しずつ芽の部分が大きくなってきます。秋口に時間が取れそうな方は植える直前に割ってください。倍以上の速さで割れると思います。半分に割るのが厄介なので、竹べら等で半分に割る方もいます。
黒にんにくに適した品種を教えてください。
蒼山系、大倉系のニンニクが基本的には適しています。しかし、生理障害が発生しやすいのがデメリットです。栽培に関しては窒素分を減らして、ミネラル分を多く与えてください。窒素も有機系の元肥にしてください。乾燥に関しても十分過ぎる位乾燥してください(甘みが増します)また、加工をお盆前までに始めてください。お盆以降は苦みが増えます。
スプラウトにんにくに適した品種はありますか?
どのニンニクでも作ることができます。収穫後十分乾燥させることがカビの発生を防いでくれます。今年収穫したニンニクは秋口の9月頃からでないと発芽しません。概ね20度を下回る気温があれば発芽してきます。専用に管理しているスプラウトにんにく用をご利用ください。品種は上海系です。鱗片数が多く、販売にも有利です。その他の品種をご希望の場合はお問い合わせください。
栽培について
面積当たりの植え付け本数を教えてください。
条間、株間、溝の幅や枕地によりますが、植え付け数は15000球~25000球/反です。密植だと30000球/反です。競わせる部分がある方が大きくなるので密植ぎみをお勧めしますが、防除は徹底してください。
面積当たりの種子量を教えて下さい。
上海系で80〜120kg、蒼山系や、大倉系は1.2倍ほどが目安です。年や選別により異なります。
種子が足りない場合は如何すれば良いでしょうか?
夏のうちに早めに1ケースを割って何片とれるかで確認して下さい。8月や9月だと在庫がある場合がありますので追加注文をしてください。追加注文をしない場合、在庫がなかった場合は、本来植えない4グラム以下の種子を少し前に植えて下さい。その際、通常の種子は通常の時期に植えて下さい。
マルチ栽培は出来ますか?
可能です。ただし窒素肥料は控えめに。蒼山系は生理障害が起きやすいです。除草剤等もマルチ有の場合は注意して下さい。
植え付け前の種子の準備を教えて下さい。
前日に水に浸け、当日朝に薬剤で消毒してください。処理後はなるべく当日中に植えましょう。薬剤を使わなくても、必ず水にはつけてください。発芽がそろい、病気のリスクも軽減されます。
スポンジ球や二次成長の回避の仕方を教えて下さい。
窒素量を減らし、年明け追肥や極端な早植え・遅植えを避けてください。温度管理を徹底しましょう。
自家採種は出来ますか?
技術的に難しく、安定性に欠けます。私の経験からも毎年更新した方がコスト的にも安く抑えられます。自家採種される場合は、あらかじめ窒素分を控えて、連作地ではない、野菜後以外の圃場で別に栽培して下さい。決して売れ残りの半分腐ったようなものは種子として使用しないでください。
種子の管理と種子選別について
種子が届いたら植え付けまで、どの様に保管したら良いでしょうか?
段ボールのままでもOKですが、できれば通気性の良いコンテナに移し、風通しの良い日陰で保管してください。高温や冷蔵庫、温度変化の激しい場所は避けてください。
どの様な基準で選別をすれば良いでしょうか?
上海系は4〜6g程度の種子が理想です。その次が10g以下。10以上や3g以下は避けた方がよいです。同じ3gでも横に張った形の方が良いです。種が足りなければ小さいものから植えてください。蒼山系や大倉系は上海に比べて3g程度重くてもいいです。
販売について
代引きやクレジットカード払いはできますか?
代引きは行っていません。支払方法はクレジットカードか銀行振り込みになります。
領収書は発行できますか?
発行できます。必要な方は、商品購入時に備考欄にその旨お知らせください。
送料について教えてください。
商品によって異なります。商品をカートに追加後チェックアウトページよりご確認ください。
買取販売について
求人について
見学や体験は出来ますか?
随時行っています。実際に見たり、働いてみないとわからない事も多いので、まずはこちらからご連絡ください。
そちらで修行すれば就農できますか?
私は、就農したい方は必ずその希望を叶えて上げますが、その分指導は厳しいと思います。実際に就農して、自分で考えて、道を切り開いていけるだけの力を付けさせたいと思っています。無責任に就農させる経営者が非常に多い事は残念です。また、私自身は自主独立を是としていますが、コンビニのフランチャイズの様な、縛りの有る、新規就農者から搾取したいと考える既存の経営者は多いです。
どの様な方が働かれていますか?
20代から30代の方が多いです。日本国籍以外にも、中国やインドネシア、台湾などの若者が働いています。他産業で思う様な仕事が見つからなかった方や独立就農を目指して勉強している方もいます。男性も女性もいます。
その他
栽培指導をして頂けますか?
日程が合えば対応可です。費用の内訳は交通費・宿泊費・指導料となります。はじめから丁寧に指導させていただきますので、まずはこちらからお問合せください。
出張栽培指導の費用を教えて下さい。
交通費・宿泊費(実費)+指導費20000円(半日程度)。例年1月~3月の間、九州、中国、四国地方の圃場巡回します。NEWSやインスタグラム等でお知らせしますが、その際に日時指定なしで栽培診断等を希望される場合は5,000円(1時間程度)で行っています。私は、生産がメインですが、私の知る限り、技術的な課題を克服すると、収量が2倍になると云う事は珍しくありません。その為のコストは生産者なら掛けるべきです。私自身もニンニクに限らず、時間を見つけて全国の篤農家の元に教えを請いに行きます。ニンニクに関しては乾燥前で反収2トン以上を最低毎年生産しています。2.5トン以上も珍しくないです。
視察は受け入れていますか?
受け入れを行っています。繁忙期を除く1月~3月、7月8月でお願いします。視察は無料です。私も良く視察に行きますが、視察料を受け取らない方も多いので、その際は讃岐のお土産を持参します。従業員やご家族に向けた気持ちです。