知らなきゃ損!にんにくよりスゴイ!?「黒にんにく」効果
以前のコラムで、スーパーフードにんにくについてご紹介しましたが、そのにんにくをさらにパワーアップさせた食品があるんです。それが、黒にんにくです。
黒にんにくは、生のにんにくをじっくりと加熱・熟成させた発酵食品なので、にんにく特有の強いにおいや辛味が抑えられ、フルーツのような甘さとコクが生まれます。
そして、食べやすくなるだけじゃなく、実は栄養面でも驚くほどのパワーを持っているんです。
特に黒にんにくの成分で注目したいのが、S-アリルシステインとGABA。
S-アリルシステインについては、以前のコラムでも少し触れましたが、強い抗酸化作用があり、
- 免疫力アップ
- 疲労回復効果
- 動脈硬化、高血圧予防
など
様々な効果が期待されています。
S-アリルシステインは、野菜の中ので「にんにく」に多く含まれていることで知られていますが、黒にんにくには、それを上回る40〜50mgものS-アリルシステインが含まれているんです!
これは野菜の中でもトップクラス、さらに食品全体で見てもトップレベルの含有量。
S-アリルシステインをしっかりと摂るなら、黒にんにくは外せない存在なのです。
次にGABAについてですが、天然のアミノ酸の一種で、黒にんにくには生のにんにくの約100倍も多く含まれています。
このGABAには、
- 精神を落ち着かせる
- 睡眠の質を高める
- 血圧を下げる
- ストレスをやわらげる
- 認知症や肥満の予防につながる
など
といった、嬉しい働きがたくさんあるとされています。
GABAに関するこんな話があります。
私が農業を始める前、神戸で青果関係の仕事をしていたときのこと。
よく「高級住宅街のスーパーでは、マスクメロンがよく売れる」という話を耳にしていました。実際、お見舞いや贈り物に、桐の箱に入ったマスクメロンを選ぶ方も多かったんです。
あらためて考えてみると、メロンにはGABA(ギャバ)が多く含まれています。
GABAは心を落ち着かせたり、血圧を下げたりする働きがある成分で、青果の中ではトップクラスの含有量。
さらに、カリウムやアデノシンなど、心臓に良い栄養素もたっぷり含まれていて、高血圧や動脈硬化、脳卒中の予防にも効果が期待されているんです。
神戸は昔から港町として栄え、中華料理店もたくさんあります。
高級中華のコース料理では、デザートにマスクメロンが出てくることも珍しくありません。
脂っこい料理のあとにさっぱり食べられるメロンは、味の面でも機能面でも理にかなっていたんですね。
ちなみに、静岡の温室農業協同組合が生産する「クラウンメロン」や「アローマメロン」は、GABAを含むことで「機能性表示食品」としても認められています。
ちょっと余談ですが、メロンって熟しすぎると舌がピリピリするような刺激を感じることがありますよね?
でも、静岡の温室メロンはそういった不快感が少なくて、味も安定しています。
お見舞いや贈答品として長く愛されているのも、そういった品質の確かさがあるからなんだと思います。
とはいえ、毎日マスクメロンのような高級フルーツを食べるわけにはいきませんよね。
GABAの量ではメロンに及ばないかもしれませんが、黒にんにくには「S-アリルシステイン」をはじめ、たくさんの栄養成分が含まれていて、その効果には大いに期待できます。
にんにく特有の「におい」や「胃もたれ」が気になる方にも、黒にんにくはおすすめです。
実際多くの方に、においや消化の不安なく食べていただいています。
それに黒にんにくは、サプリメントのように人工的なものではなく、ただじっくり加熱しただけの自然な食品。体に優しく、続けやすい。そんな健康食品をお探しなら、黒にんにくは本当におすすめです。
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