にんにく栽培虎の巻 1月に多いトラブル「葉先の枯れ」について

1月は寒さが厳しく、地上部の成長は止まっているように見えます。
しかし土の中では、春に向けて根がゆっくりと伸び続けています。
この時期の管理が、春の生育や収量に大きく影響するので畑の状態をよく観察しながら、丁寧な管理を行っていきましょう。
特にこの時期に冬になると、寒さによる葉先の枯れ(葉枯れ症状)がよく見られます。
これは寒さによるダメージが原因で起こることが多い現象です。
しかし葉が傷むと、その部分から病原菌が侵入しやすくなります。
特に注意したいのが、春腐病やさび病などの病害です。
傷んだ葉の部分から病原菌が侵入しやすくなり、さらに葉の枚数が減ることで、最終的な収量低下(球が小さくなる)にもつながります。
春腐病対策に使われる薬剤
- アグリマイシン
- カスミンボルドー
- カセット水和剤
- コサイド3000(有機JAS使用可能)
- バリダシン液剤5
など
※バリダシンは武田製薬が開発した抗生物質系の薬剤です。

ここで特に注目したいのが、「S-アリルシステイン」と「アリシン」です。
「S-アリルシステイン」は疲労回復や免疫力アップ、高い抗酸化作用など様々な効果があり、がん予防に効果が期待できるとされています。自然の食品ではにんにくが最も豊富に含んでおり、同じユリ科の玉ねぎ、ねぎと比較しても突出して高い値なんです。
この「S-アリルシステイン」は、にんにくをじっくり熟成させることで増量する成分なので「黒にんにく」にすることで含有量も何倍にもアップするんです! 黒にんにくは通常のにんにくと比べて匂いがまろやかで、胃に優しくなるので、にんにくの健康効果を手軽に取り入れたい方におすすめです。毎日ひと粒を目安に、続けるのがおすすめです。
「アリシン」も強い抗酸化力があり、活性酸素を抑え、血液をサラサラにしてくれる成分です。そして、一番大きな特徴なのが「匂い」!にんにく特有の匂いの元がこの「アリシン」なんです。切ったり、すりおろした時にする匂いなので、皆さんも馴染み深いのではないでしょうか。

にんにくの匂いにまつわる私の体験談なのですが、取引先の福祉作業所で「スプラウトにんにく」の栽培が行われていて、利用者さんたちはにんにくを一片ずつに分ける作業を担当しています。この作業がとても人気で、普段は静かな方でも、にんにくの香りに包まれると楽しそうに取り組まれている姿がとても印象的でした。
そして私自身も、収穫作業で「にんにくの芽」をトラクターでカットする際、まるで“にんにくのシャワー”を浴びているような感覚になり、不思議とテンションが上がるんです。
にんにくの香りには、人の気持ちを元気にする力があるのかもしれませんね。
心も体も元気にしてくれる“にんにく”。毎日の暮らしに、ぜひ取り入れてみてください。疲れがたまりやすい時期や、体調を整えたいときの心強い味方になります。
手軽に続けられる健康習慣として、今日から始めてみませんか?

菜園おおのはらでは「黒にんにく」が初めての方でも試しやすい、「にんにくお試しパック」を初回だけの特別価格で販売中です。
このコラムを読んで、にんにく健康効果が気になった方は、ぜひ一度お試しください!